亜鉛の過剰摂取は

亜鉛は元々、摂りすぎてしまったとしても、毒性の低いミネラルであると言われています。そんな亜鉛でも、ひたすら過剰に摂取してしまうと、副作用が発症してしまいます。

亜鉛摂りすぎのパターン
亜鉛の摂りすぎになってしまうパターンとして、以下の場合があげられます。一度に大量の亜鉛を摂ってしまうパターンと、一日の限度量よりも多い亜鉛の量を、長い期間、毎日のように摂取してしまったパターンです。いくら毒性が低いからと言っても、過剰摂取はどの物質でも良くないです。

推奨量と上限量
一日あたりの亜鉛の推奨量は、成人男子で10ミリグラム、成人女子で8ミリグラムです。しかしながら、厚生労働省が定めている一日に亜鉛をここまでなら飲んでも安全ですよ、という亜鉛の上限量は、男女ともに30ミリグラムです。

急性中毒症
亜鉛を一度に大量に摂取してしまうと、急性中毒症になってしまう恐れがあります。急性中毒症の症状としては、嘔吐やめまい、胃痛、発熱など、急に具合が悪くなってしまいます。亜鉛の大量摂取による急性中毒症になるのは、2グラム以上の亜鉛を一度に摂ってしまったという場合に起きます。通常の食生活ではまずないですが、急性中毒症の発症例として、蓋を開けた缶詰をしばらく放置してしまい、知らないうちに容器の亜鉛が溶け出したところ、それを食べてしまったという場合があります。

過剰摂取の継続
亜鉛の摂取した量が、30ミリグラムを超えてしまった日があるからといって、必ずしもからだになんらかの異常をきたすわけではありません。しかし、30ミリグラムを超える量を、毎日やほぼそれに近い状態で摂取を続けていると、貧血や免疫力の低下、白血球の減少など、健康的なからだを保つどころか、病院に通わなくてはいけなくなってしまいます。

通常の食生活であれば、亜鉛が30ミリグラムを超えてしまう食事というものはあまりありません。しかし、サプリメントで亜鉛を摂取するという場合には、摂りすぎてしまわないように注意が必要です。